【リコ&大好きな会社編】 その2 

【リコ&パス】

ネットをしていると、サイトで会員登録みたいなものをするコトがよくある。
買い物をするにも会員登録して、メルマガを取るにも会員登録して、
ゲームをするにも会員登録、そしてこの楽天でも会員登録しなければHPは作れない。
その都度考えなければならなくなるIDやユーザー名、パスワード。
全部一緒ならイイんだけど、セキュリティのコトも考慮に入れるとそうもいかず、
「今度は何がイイかな~?」と、その時々色々考えるのだけれど、
決まって後になって起こるのが…イッパイありすぎて、
どのサイトでどのIDやパスワードなのか全くわからなくなるコト。(爆)
「あ、このIDは違う会員のだ!」「あれ~なんだっけ!?」
パスワードを忘れた時のための秘策があっても、IDからして忘れちゃったせいで何もできず、
おまけにパスワードをもう一度お送りします…と言われてメールアドレスを入力しようとして、
果たしてどのメールのアドレスを入れたのかさえわからなくなる。
こんな経験はありませんか?(^^;
忘れたせいで、使えなくなってしまったものが何個もあります。
つい先日、会社でもある仕事のためにネット上でIDを取得する機会があった。
それがまたまた頑丈なセキュリティに包まれてて(笑)、
色々な必要事項を入れた後、最後に自分で好きなIDを入れる項目があったんだけど、
部長もそのIDは使うし…と、
「部長~!IDに何にします?」と相談。
会社名でイイだろ~ってコトで会社名を入れ、
今度はパスワードを…って考えてたら、どうやらそのパスワードは90日毎に度々変えなければいけないものらしく、
「だったらある程度規則性があって、忘れないような、でも人に知られないようなのにしませんか?」
なんて話しながら、部長と2人で頭を抱え込んで考えた結果、
ようやく決めて、登録…と思ったら、
もうひとつパスワードを考えなければいけないコトが発覚。
「なんなんだ一体これは~」
キレそうになってる部長を横に、
またまた頭を抱えて、もうひとつのパスワードを考える。
「もうイイじゃないですか、部長の下の名前とかにしましょうよ!」
「バカ言うな!だったらリコくんの名前にしよう」
「イヤです!」
そんな言い合いをしながら、ようやく2つめのパスワードを考え、
「登録」ボタンをポチッとな!
「ったく時間かかるな~」と言いながら部長が席に戻った直後、
登録を終えたはずの画面に…
「一定時間操作がされなかったため、もう一度最初からやり直して下さい」というメッセージが。(爆)
バ、バカやろう!
一定時間操作がなかった…って、パスワードとか一生懸命考えてたんだよ!
しかも最初から…ってのが、住所とかの必須事項を入力するところから。(;_;)
オイオイ、勘弁してくれよ~
そしてまたまた最初からID取得のための項目に入力し、
ようやくIDとパスワードを入れる画面になった。
「よし!すばやく入れるぞ!」
そりゃあもう大慌てで入力。
そこまで慌てなくても大丈夫だろうってくらいの勢いで入力し、今度こそ登録ボタンをポチッとな。
ところが!!
「指定されたIDは使用できません。必ずIDは英文字と数字が混同したものを使用して下さい。」
何を~!?!?
この時点でかなりキレそうになったものの、
またまた部長を呼んで「さっきのIDダメみたいです」と相談。
またここで頭を抱え、IDを再検討して…
ここからはもうその繰り返し。
やっと英文字と数字の入り混ざったIDを考えて登録したら、
今度はパスワードも英文字と数字が混ざっていないといけないとかなんとか…
それを考えてたら、また一定の時間操作がなかったとか言って最初からやり直しになり、
なんだかんだでかなりの時間がかかり、
終わった頃には部長もリコもへとへと。(笑)
コンピュータにイイ大人が2人してからかわれてるってカンジだった。(^^;

~2003年11月2日 日記より~

【リコ&目】

先日、こんなコトがあった。
部長が「お前目イイか?」と言いながら持ってきたカタログ。
カタログの中に小さく映っている納品書が気に入ったらしく、
同じような物を作りたいという。(手作りで経費節減)(笑)
でもその写真が小さ過ぎて、納品書の中の項目名がはっきりと見えないらしい。
「任せて下さい!」
そう言って見てみたものの、マジで文字が小さい。
「うわ~厳しいですね」
そう言いながら、一応見えるものだけを…とその写真の中に文字を書きこんだ。
「1番左のは”品なんとか”って書いてありますよね、品って書いてあるのは確か。
 その右は”なんとか番号”、その横は”なんとか数”…」
確かだと思える文字だけを書きこんでみる。
「品なんとかってなんだよ、品名じゃないのか?」
「品名…ではナイっぽいですよ、その横も番号ってのは確かなんだけど、その前がわかんない」
「どれ~!?」
部長とリコが騒いでいると、まわりのいた先輩も「何やってんの?」と話に入ってきた。
それからみんなで虫めがねを使ったりなんだりで、大奮闘。
「確かに最初は”品なんとか”だよな」
「あ、課長も試しに見てみて下さい!」
「どれ…品名?品名じゃないな、品は見えるけどな…
 その次は最初見えないけど番号とは書いてある」
問題は、品なんとかとなんとか番号と、なんとか数。
その後の単価と金額と適用はなんとなくわかる。
コピーで拡大してみても、文字自体がだいぶつぶれてしまってるので、
いくら大きくしても見えない。
そんな論争中、ふと思いついたコトがあった。
確か…そのカタログと一緒に実物見本とか言っていくつか持ってきたものがあったような。
倉庫をガサガサとあさってみる。
カタログの会社名が書いたファイル発見!!
その中を見ると…納品書見本として、実物が!!
「あったぁ!ありましたよ、部長!現物が!」
もう大興奮。(笑)
そしてみんなで覗きこんで、謎だった項目名を確認してみた。
それ見て唖然。
「え~!?」」
一同、「品なんとか」と言ってた項目名が「茶銘」。
一同、「なんとか番号」と言っていた項目名が「100g当たり」
全然違うじゃないか!(爆)
「嘘だよ~そんなん書いてあるわけ…」
みんなで口ポカーンとなりながら、最初見てたカタログにもう一度目を通してみる。
「うわ、ホントだ!確かに茶銘って書いてあるわ、100g当たりって書いてあるわ!!」
「ホントだ!そう見える!」
ミスリードとでも言うのでしょうか、
「品なんとか」「なんとか番号」と最初に誰かが言ったせいで、
その後見た人も知らず知らずのうちに、「品なんとか」「なんとか番号」だと思いこんでしまった。
そして、正解を見ると、確かに「茶銘」「100g当たり」に見えてくる。
要するに誰も当てにならないってコトですな。(笑)
みんなで大笑い。
「最初に誰かが”品なんとか”とかって言ったからみんなそう思えてきちゃったんですね~!」
「お前だろっ!」
「だいたいお前がこんなとこに品とか番号とか書いてあるモンでだぞ!」
なぜか最終的にリコが悪者になった。(笑)
しかし…どうして100g当たりがなんとか番号に思えたんだろう?
目大丈夫かのう。

~2003年11月8日 日記より~

【リコ&拳】

月次処理の手順をパワーポイントで一生懸命作り、部長に提出。
「仕入明細書 兼支払明細書」と書いたつもりの部分を、
部長に「リコくん、こりゃなんだ~?」と指摘され、よく見てみたら…
「仕入明細書 拳支払明細書」になっていた。(爆)
もしかして「北斗の拳」と書いた学習機能?
部長以上にリコが大笑いだった。

~2003年11月24日 日記より~

【リコ&電池】

先日の出来事。
眠気に襲われながらも一生懸命仕事をしていたリコ。
今日はやけに時間が経つのが遅い…まだ10時半か。
しばらくしてまた時計に視線をやると、まだ10時半。
「…?」
どうやら時計の電池が切れてようだ。
脚立で壁にかかったその時計を手に取り、
「単3の電池買ってこないと」とつぶやいていると、
そこへ部長がやって来た。
「あのな、リコくん。時計ってもんは本当に少しだけの電力で大丈夫なんだよ」
「…ハイ」
我が社が独立して3ヶ月が経った。
売上は好調だが、部長は経費削減に余念がない。
電池を買いに出かけようとしたリコの足を引き止めた。
「下の裏庭に行くと、危険物が捨ててあるところがあるから、
 そこに捨ててある電池拾ってくれば十分使えるよ」
「ぶ、部長…」
下というのは、1階にある総合事務所のコトだ。
独立する前に私達が働いていた親会社。
今は出向として、この別会社で働いている私達。
「わかりました!私、拾ってきます!」
部長のやさしいアドバイスに目に涙を浮かばせながら、
部長と微笑みを交わした後、階段を降りて下へ行く。
貧乏な我が社の為にも、時計が動く程の微力が残された電池を探そう。
誰かに見られたっていいわ、これも全部会社の為。
恥ずかしいなんて思ったりしない!
そんな理由で、危険物でごった返しになったゴミ捨て場でうろうろしていると、
総合事務所の総務の人がそこを偶然通りかかった。
「何やってるの?」
事情を話すと、その人は哀れな目で私を見て、
「こっちに来てごらん」
真新しい電池をひとつ恵んでくれた。
「ありがとうございます!!」
世の中にはこんないい人もいるんだ…
鉄腕アトムの描かれたピカピカの単3電池を握りしめ、軽快な足取りで階段を上がる。
「部長!これ、恵んでもらいました!!」
地道にがんばっていれば、こんなコトだってあるんだと、
手を取り合って、喜んでいた部長と私。

そこへ先輩が登場…
「って言うか、普通に買えよ!!!」
部長&リコ「…」
もうひとりの先輩も口をはさんだ。
「って言うか、充電式の乾電池ここにあるし!!!」
部長&リコ「……」
小さくなる部長とリコ。(爆)
もう!せっかく誰もがもらい泣きするシーンだったのに!(全然)
雰囲気ブチ壊しよ!(プンプン)

ちなみに数日後、
電池をくれた総務の人が都合があってコピー機を借りにやって来た。
言葉には出さないものの、この間は電池をありがとうという気持ちでいると。
部長がその人の元へ歩み寄った。
もしかして、お礼を言ってくれるのかしら?
「オイ、コピー機借りるなら1枚10円置いてってくれよ」
ぶッ、部長ーーー!!(爆)
最悪。(;_;)
案の定、総務のお姉ちゃんから「この間電池あげたじゃないですかぁ!」とプリプリ怒られ、
「だいたい、うちのゴミ捨て場に電池拾いに行けって部下に言ったのは誰ですか~!?」と突っ込まれ、
この間よりさらに小さくなってしまった部長。(笑)
かなり笑える出来事でした。

~2003年11月26日 日記より~

【リコ&シュウ】

リコの会社のお昼休みにはお弁当が出る。
11時頃に業者の人が届けに来るんだけど、
たまにお弁当にデザートがついてくるコトがあるので、
この間玄関でたまたま配達のおばさんにバッタリ逢って、
笑顔で話しかけてみた。
「どうして時々デザートついてくる時あるんですかッ?」
すると…
「そういう契約ですから!」
そう冷たくピシャンッと言われた。(笑)
あれ…リコなんかまずいコト言ったのかな!?(^^;
よくわからなかったけど、とにかく週1回デザートをつける契約になってるらしい。
どうしてその話になったかというと**

そのデザートをいつも「俺はいらん」と言ってリコにくれる先輩がいる。
最初は「食べていいよ」と言って渡してくれたんだけど、
そのうち黙ってリコの机の上に置いといてくれるようになり、
自然と、先輩のデザートは俺のもの状態で(ジャイアン?)リコが食べるようになった。
この間リコが大好きなシュークリームの時があって、
1個はお弁当の後に食べたんだけど、
もう1つは夕方食べよう!と思い、そのままお弁当のケースの横に置いておいたリコ。
その日、ちょうどうちの会社のシステムをサポートしてくれている取引先のお姉さんが来ていて、
部長が気を効かせ彼女の分のお弁当も頼んであった日があった。
「先昼飯食えよ」と言う部長に対して「これ終わってからにします!」と言って、
部長が「だったらとりあえずシュークリームだけでも食えよ」と言って渡したのダ。
喜んで食べている彼女。
そこにはリコと部長と彼女しかいなくて、
しばらくして課長や先輩たちが煙草を吸った後戻って来た。
お弁当を食べ終わると、空き箱をケースに入れて階段のところに置いておくのだけれど、
課長がケースに近づき「もう持ってっちゃうよ~」と口を開いた。
「あッ」
一緒にリコが確保しておいたシューまで持っていかれては!とリコが慌てて立ち上がったと同時に、
「お?」と課長が何かに気づいた様子だった。
よかったぁ~気づいてくれたか!
冷蔵庫にしまっておこう!
そう思い課長に近づいた時…
「Iさん、まだお弁当食べてなかったんだね!」
課長が、Iさん(さっき話した女性)にお弁当を渡した。
「あ、すいません~」
そしてその直後…
「あ、あと良かったらこれも…ほら!どうぞ!」
なんと!先輩がリコにくれたシュークリームを課長がIさんに!!
ひぇ~!!それはリコのだってば、課長!
でも大丈夫、Iさんさっき部長から受け取って食べてたし。
すると。
「えっ、イイんですか?ありがとうございますー」
笑顔で受け取ってるIさん。
なんでぇ!?さっき食べたじゃないか!!
「さっきIさんにはあげたよ」って言ってよー部長!…と思ったら、
部長、事務所にいないじゃん~(;_;)

きっとIさんの心の中では、
2つもくれるなんて感動!ってカンジなのかもしれない。
うちの会社のお弁当事情なんて知らないだろうから、
ひとつのお弁当にひとつだけついてるなんてわかんないし…ね。
会社にあったお菓子を、「お客さんだから」と2つあげるのっておかしくないコトだし。
でもそれはリコが先輩からもらったシューで、
せっかく仕事終わったら食べようと思ってたのに…
こんなコトになるんだったら早めに冷蔵庫に入れておくんだった!
リコのバカやろう!(怒)
だからと言って、ここで…
「それ、あたしが先輩にもらったシュークリームなんです」なんて、
例え今日でこの会社を退社すると決まっていたとしても言えるはずがナイ。(笑)
さすがにそこまでリコだってガキじゃないし…
(たかがシュークリームでここまで書いておいて何を言う?)(^^;
かなりショックだった。
Iさんの手によって、バッグにしまわれたシューを、
いつまでも目で追い、別れを惜しんでいた。

その直後…
「で、何?リコくん?」
歩み寄ったリコに、Iさんにシューを渡しちゃった後に振り返る課長。
もう遅いっちゅうねん!
「あ…いや…ケースあたし持ってきますよ」
「あ、そう?サンキュー」
意味わからん。(笑)
あぁシュークリーム…
お弁当のケースを階段に運びながら、
昔母上(母上かよ!)が言っていたコトを思い出した。
母上は好きな物を先に食べる人で、
最後に取っておくリコにとってすごく不思議で、子供の頃その理由を聞いたコトがあった。
「なんでお母さんは先に食べちゃうの?」
「お母さんね、昔小学生の時大好きだったバナナを最後に食べようと取っておいたの。
 そしたら誰かが、お母さんがバナナいらないもんで残してあると思って食べちゃったの。
 それがすごいショックで、その時お母さん好きなものは誰かに取られる前に、
 さっさと食べちゃおうって決めただよ。」
「フーン」
今になって母上の気持ちがわかった。(爆)

好きなものは先に食べるか隠そう。
今回の教訓です。

~2003年12月10日 日記より~

【リコ&シュウ その後】

つい最近の日記に、
シュークリーム事件の話を書いたけれど、
それはもう実は1ヶ月くらい前の出来事だったんです。
日記を書いたコトで思い出し、
先日みんなに初めて打ち明けました。
事件直後に言ったらいやらしいし、でももう時効かな!と思い。(^^ゞ
そしたらみんな大爆笑!
リコのシューをIさんにあげてしまった課長は、
「なんだ、そうだったのか!ゴメンよ、ゴメン!悪かった!!」と平謝り。
いやいや、そんな誰も悪くナイんだし気にしちゃいかんよ…と思い、
「イイですよ!全然気にしてませんモン!大丈夫です!」と言ったら。
「気にしてなかったら1ヶ月たった後で言わないだろ!」と先輩に突っ込まれた。(てへへ)
あぁ、そうサ!本当はかなり根に持っていたサ!(開き直り?)
まぁそれは冗談として、
問題のIさんが(悪者かよ!)年末の挨拶にやって来た。
Iさんが有名なデパ地下のお菓子を持って来てくれて、
それを受け取った部長が、
「リコくん、Iさんに頂いたよ!!よかったねぇ!お菓子!!!」
そう言いながら、にしゃにしゃ笑う。
もう!そんな言い方したら変な風に思われるじゃないか!
もらったお菓子を配ると、課長がリコのところに来て、
「リコさん、どうぞ私の分も食べて下さい!どうぞどうぞ!」
なんてお菓子を差し出してくる。
だから、わざとらしい口調やめてよ~課長!!(笑)
その後、Iさんが化粧品メーカーにもシステムサポートに行ってるらしく、
そこでたくさん口紅をたくさんもらい、リコにもそれをおすそわけしてくれた。
「どの色がイイ?」
「キャ~ッ、どれにしよう!!」
リコがIさんとはしゃいでいると。
先輩が横を通って、ポツリ。
「シューが口紅に化けて帰ってきたか…」
先輩!余計なコト言うなぁぁ~!!(笑)
みんなのおかげでIさんは終始不思議がっていた。
当然Iさんが帰ってからリコの説教が…
「もう!みんなわざとらしいじゃないですか!!」
「だってぇ…」「俺もうちょっとで言いそうになったよ」
みんな、もじもじ。(笑)
ホント楽しい会社です。^^

~2003年12月14日 日記より~

【リコ&正社員】

実は…今の会社に7月に入社して、準社員だったんだけど、
12月にめでたく正社員にして頂きました!(パチパチ)
節約主義の部長のコトだし、物忘れが異常な程早い部長のコトだし、
きっと面接の時「仕事の出来によっては正社員に」って言ったのも忘れちゃってるんだろうなと、
半分諦めてたんだけど、
11月の終わり頃に、談笑のついでみたいに、
「あ、リコくん来月から正社員にしてイイか?」って言われたのダ。(笑)
普通そういう話って、しっかり面談とかして決めるじゃないだ?(^^ゞ
「ホントですかーッ?」
部長と大事な話をする時はテープとかに録音しろ…と先輩が言う程、
秒単位で言うコトが変わる部長。(笑)
「画面と書類の金額違うんですけど、どっちを正しいと思えばイイんですか?」と聞いたら、
「画面の方を元にして」って言うからそのようにして、
出来あがった書類を提出したら…
「金額違うじゃんかよ。書類の金額変えてどうすんだよう!」
えー!部長が言ったんじゃん!(爆)
「部長が画面の方元にしてって言ったじゃないっすかぁ」って言うと。
「あれ?俺そんなコト言ったっけ?」
よくあるパターン。(^^;
だから正社員の話もその時は半信半疑だった。
でも、12月1日に「あ、今日からリコくん正社員だで」と部長。(笑)
「え、基本給とかの話何も聞いてナイですよ!!」と突っ込むと、
まだ決めてないらしいコト発覚。
オイオイ、部長大丈夫デスカ。(汗)
ところが影では総務と色々話をしてくれてあって、
しかも基本給がリコが今まで働いてきた会社の中で1番高い金額でビックリ。
中途なのに基本給イイ!と思っていた前の外資系の会社よりもよかった。
「リコくんには、すごいがんばってもらってるからな!」
部長…(;_;)
誉められてめちゃくちゃうれしかった。
そこで話が終われば感動的な話なんだけど、
正社員のための人事関連の手続きが結構やっかいで、
いろんな書類に捺印したり、年金手帳だ保険証だなんだってごちゃごちゃしてきた途端、
「なんかだんだん面倒くさくなってきた。
 やっぱ正社員にするのやめてもいい?」
部長~!(笑)

【リコ&初詣】

時々こんな自由な会社でイイのかと不安になる。
年が明けて、先輩が冗談半分に、
「商売繁盛のために、みんなで初詣とか行かない?…仕事中に」
と言い出した。
仕事中かよッ!!
さすがに部長もこればかりは「仕事中に行ったら、ボス(社長)が許さないだろ」と渋い顔。
ところが、その話をボスにしたら…
「それイイじゃん!行こうぜ!俺、車出すに」
えーーッ!
ボス、めちゃくちゃはしゃぎ出した。
「いつ行く?金曜日頃どうよ?」
思いっきり勤務時間。(爆)
しかも初詣とは言っても隣町の神社かなんかだと思ったら、
ボスの案で愛知県の豊川稲荷決定。
そんな方まで行くのかよ!!
でもそうなると電話番とか、留守番する人欲しくなるし、
言い出したら絶対リコがやらされるだろうな…と覚悟しながらも、
「電話番とか決めなくてイイですか?」と言い出しっぺになってみた。
リコも豊川稲荷行きたかった…でもしょうがないよね。
そんな気持ちで言ったのに、
「別にいいら」とボス。(爆)
事務所誰もいなくてイイのかよ!?
「帰りにひつまぶし食って帰ってくるか」と部長も言い出し、みんなで和気藹々とした雰囲気に。
そんな風景を客観的に見えたら、なんかすごいおもしろかった。

【リコ&ボールペンをなくす先輩】

30代の先輩が2人いるんだけど、その片方の先輩の話…
「オイ、黒のボールペン貸してや」
「またなくしたんですかッ!?」
この先輩、すぐにボールペンをなくす。
どっかにパソコン修理行ったり、どっかの部署行ったりする度放置して帰ってくるらしい。(笑)
作業服の胸ポケに入れたまま帰って、
洗濯の時に奥さんに抜かれて、そのまま貯めたままになったりもするらしい。
この間もしょうがなくリコのボールペンを貸してあげたのに、
何も気にせず、その貸してあげたボールペンを紛失した模様。
ちゃんと返ってきた試しがナイ。
「もう~見つかったらちゃんと返してくださいよう」
仕方なくまた貸してあげたんだけど、
1ヶ月もしないうちに、またリコの元にやって来て、
「あのー…黒のボールペ…」
「またぁ~ッ!?!?」
「俺いつもどこ置いてきちゃうんだろう」
こっちが聞きたいよ~(笑)
どうやらまたリコのボールペンが1人どこかに嫁入りしてしまったらしい。
「もう無理、お気に入りのボールペンしか残ってナイし、
 生き別れできるボールペンないですモン」
今回はしっかりお断り。
だって後残ってるのは、お気に入りのピングーの3色ボールペンと、
リコが厳選し、「書き味コンテスト」(リコ主催)で優勝したヤツらしか手元にないモン。
「Sさん!先輩に、生き別れても大丈夫なボールペン貸してあげて下さいよー」
仕方なくもう1人の先輩にお願いする。
「えー」
そのS先輩もグズグズ言いながら、ボールペンを差し出した。
「絶対返してよー」
「大丈夫大丈夫!」
絶対返ってこない…に5000点。(笑)
いやッ、絶対返ってこない…に全部。(クイズダービー?)
見かねて、仕方なく事務用品のカタログを引っ張り出し、
先輩のボールペンを注文してあげるコトにした。
どうせなくすならむちゃくちゃ単価の安い、
20本入りとかのボールペンセットにしようかと思ったものの、
それだと先輩の場合「どうせまだイッパイあるし」と思い、
そこら中に忘れてきそうな気がしたので、
あえて1本だけに。(甘やかしちゃいかんわ!)(笑)
「もうなくしちゃダメですよッ!ネーム入りボールペン買っといたから…」と言って、
テプラでフルネームのシール(しかも銀色)を作ってボールペンに貼りつけ、
先輩に渡した。(^^ゞ
ちょっと喜んでた。(笑)
その効果あってか、最近「ちゃんと持ち帰ってきたに」と自己管理ができるようになってきたみたい。
…って、リコは幼稚園の保母さんかよ!
お母さんへの連絡帳に「Bくん、やっと持ち物を大切にする心が出てきたようです」とかって、
書いた方がイイかしら?

文具と言えば、リコが文房具を頼む時はやたらカラフルなかわいい物を買ってしまう…という話は、
前に日記で書いた気がするけど、
そんなリコにいつも「普通の買ってくればイイのによぅ」とブツブツ言う部長。
なのにこの間、クリアファイルを買ってきてくれと言われておつかいに行って、
リコの分として淡いピンク色のと黄色っぽいクリアファイルもついでに買って帰って来た。
「またリコくん、そんなハイカラなの買って来たな!」と部長が言うので、
「大丈夫ですよ、ちゃんと部長の分のは透明のヤツ買ってきましたよ!」と言って渡したら…
「なんだ…」とちょっと寂しそうな顔になってた。(爆)
「なんだよぅ、味気ないなぁ…どうせなら俺も水色とかが…」
またブツブツ言ってた。^^

【リコ&地震】

先日…仕事をしていたら、先輩が「揺れてない?」と言い出した。
何が?と思った瞬間、地震に気がついた。
「ヒャァァァ!!」
リコ、大騒ぎ。
「イヤイヤイヤイヤ…まだ死にたくない!!」
慌てて机の下に隠れると、
「え、机の下に隠れるような地震じゃないだろッ!?」
まだ揺れている中、先輩からツッコミ。
もう普通に考えれば、慌てる程の地震じゃなかったのに、
なぜか心臓がバクバクしちゃって、
不整脈状態になってしまったリコ。
おさまってからも、ずっと動悸が続いてた。
絶対震度4はあった!と断言するリコの横で、ネット使って地震情報を調べてくれた先輩。
「震度4だって」
「やっぱり!思った通りだ!」
「紀伊半島で震度4だぞ」
「何ィッ!?」
調べてみると、静岡県西部は震度1か2程度。
おまけにその後何かの用事で1階の事務所の人から電話がかかってきたのだけれど、
「地震大丈夫でした?」と聞くと、
「地震なんてあった?」と言われ、笑われた。
「ありましたよ、今揺れてたじゃないですか!」
その電話を切った数分後、また同じ人から電話が来て…
「やっぱり地震なんてなかったみたいよ、みんなに聞いてみたけど」と言われた。
いや、あったんですよ!(笑)
その後ちょっと具合が悪くなって、それを見て部長も、
「大地震が来た時、リコくんを落ちつかせるのが大変そうだな」と悩み始めた。
なんだろう、自分でもバカじゃんって思うんだけど、
人と比べて「怖い」の度合いが大きいんだよね…。
揺れてるのに気づいた瞬間、
「この地震は余震で、続けてドでかい地震が来る→死ぬかもしれない」って思ったの!
要するに考え過ぎってコトかなぁ。
途中でボスが入って来て「地震なんてあったの?」なんて話になって、
「大地震なんか来たらリコくんが1番危ないじゃん、
 この後ろの本棚が倒れて来てたぶん圧死するぞ、圧死」
ボスが脅かしてきた途端、
「ボスだめですよ、リコくん脅かすとパニックになっちゃうから…ダメダメ!」
部長やさしい…(;_;)
感激していたら、
「でもその本棚、地震対策してねーな、そう言えば…」と部長。
オーイ!
余計脅かしてどうすんだよ!!(笑)
「でも大丈夫だぞ、リコくん。地震になったら絶対助けてやるでな!」
やっぱり部長やさしい…(;_;)
「ただし、ぜっったいに逃げる時この後ろにある手提げ金庫持って逃げるんだぞ!」
「…」
「絶対忘れないようにな!!!!」
そんな非常事態でもお金第一かよ!!(爆)

その日、まだ定時まで全然時間あるのに、
トイレからお化粧ポーチも持って来て、荷物ほとんどバッグにつめこんで、
お年賀でもらったお菓子もつめこんで(非常食)、
何年も連れ添ったお気に入りのボールペンたちもしまって、
逃げる準備万端で仕事した。(笑)
備えあれば憂いなし。
(備えすぎ!)

~2003年12月24日 日記より~

【リコ&通帳】

銀行に振込に行くと言って出かけようとしたリコを、
部長が「ちょっと待って!だったらついで…」と、
通帳を渡してきました。
どうやら部長の個人の通帳のようです。
そんなものをリコが記帳してイイのか?と思いつつも、
受け取り、銀行へ出発。
もう窓口が閉まっていたので、仕方なくATMへ。
ところが…
請求書に書いた通りの振込先を入力してもしても、
何度もエラーで返ってきてしまいます。
「口座番号が違っています」
そう冷たく機械に言われ、
目をこじあけながら、請求書に書かれた振込先を確認し何度も何度も。
その度に機械がピコピコ騒ぎ、エラーの明細書が出てくるので、
仕方なく会社に電話して、もう一度取引先に振込先を確認してもらうようお願いし、
折り返し連絡を待つコトにしました。
部長の声を聞いて、通帳の記帳を思い出したリコは、
慌てて部長から預かった通帳をATMへ入れました。
ところが…
またまた何度も何度も戻って来てしまいます。
「確認し、通帳を入れ直して下さい」
何度入れても戻って来るのです。
さすがに、リコも堪忍袋の緒が切れ(早っ!)、
ATMの横についていた電話で銀行員さんを呼び出しました。
もしかしたらATMが壊れているのかもしれないと思ったからです。
「どうされました~?」
事情を話すと銀行員さんが出て来てくれました。
「これ、通帳入れても戻って来ちゃうんです」
リコから通帳を受け取り、銀行員さんがATMに入れようとしたその時。
銀行員さんが気まずそうな顔でリコに言いました。
「申し訳ありませんが、他店の通帳は記帳できないんですよ~」
「?」
他店?
そう言われて通帳の表側を見てみると。
「あっ!」
その銀行とは全く関係のない信用金庫の文字が!
うまく説明できないけれど、
銀行員さんは、リコがその通帳もこのATMで記帳できると思っていたと思っているような言い方で、
リコは顔が真っ赤になり、頭を下げて小走りで銀行を出ました。
とても恥ずかしかったです。

部長~~~ッ!
なんで銀行行くって言ってるのに、
信用金庫の通帳なんか!!(怒)
しかも、そこからかなり離れた場所にある信用金庫。
しょうがない、行ってやるか…
そう思って記帳しに行ったんだけど。
部長、何の通帳か知らないけど最後に記帳したのが2年前。(爆)
延々とATMがガッシャンガッシャンやってて、
後ろで待ってる人に「何コイツ?」風の目で見られた。(ような気がした)
プンプンで帰って来て、
「銀行行くのに、なんで信用金庫の通帳渡すんですか~!」と突っ込んでいたら、
「まぁまぁ、おさえておさえて!新しいパソコン買ってあげるから」
「えー!!ホントですか~!?」
うまいコトまるめこまれて、一件落着。(単純)(笑)
リコの会社のパソコン、ウィンドウズの98だったので、
毎日何かある度、頭でっかちのディスプレイを揺さぶりながら、
「新しいパソコン欲しい!」と駄々をこねていたんだけど、
「考えとくよ」と交わされ続け、約半年。
まさか買ってくれるなんて!
すっかり信用金庫事件のコトも忘れ、はしゃいでカタログを見ていたら。
「何見てんだよ、そんなできたヤツ買うわけナイだろ!」
わけのわからないコトを言い出す部長。
「え?」
「作るんだよ!」
「つ、作る!?」
今、そういうのあるんですか?(^^ゞ
パソコンを作るキット。(笑)
マザーボードやら何やら、自分で配線して組み立てて作るのがあるらしい。
「そうすると、半額くらいで済むんだよ。イイ勉強になるだろ?」
「はい…」
やっぱり貧乏家らしいオチ。
これでこそ節約主義の部長!?
リコ作れるのかな~
爆発とかさせないかな?

 ※ちなみにその後…

先日、リコのパソコンを「買っていいよ」と言ってくれた部長。
今日になって急に気が変わったらしく、
「やっぱ今期の売上見てから」と言われた。
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
「部長の心と秋の空」って言うモンなー
(言わない言わない!)
部長がその気の時、勢いに乗って発注しちゃえばよかった…。
リコと同じく一時は購入のお許しが出てた先輩と一緒に、駄々をこねまくってみた。
パソコンの広告を広げて、わいのわいの。
「パソコンが新しいと仕事もはかどるのにねー」
「ねー」
それでも部長は笑っているだけ。
見かねて、
「大事にするから!買ってもらえたら、あたし絶対大事にする!!」
なんて言って部長に言ってたら、
「お父さんにおねだりしてる子供じゃねーか!」って笑われた。^^
諦めて、事務所の応接テーブルの上に広告広げてテーブルクロスみたいなの作っといた。(爆)

~2004年1月3日 日記より~



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